【問題/事象】
私は Adobe Analytics のアプリケーションの Activity Map をとても気に入っていて使用しています。その時に「リンクレポート」を良く使いますが、これを Adobe Analytics のワークスペースの「フリーフォームテーブル」上で再現する方法がわかりません。具体的にどのような「指標」や「ディメンション」を使用すれば再現することが出来ますか?
【環境】
Adobe Analytics, Activity Map, Workspace
【解決手順または回避手順】
サンプルの例をご案内します。
- まず、Adobe Analytics の「ワークスペース」で新規のプロジェクトを開き、左のレールから「フリーフォームテーブル」をパネルにドロップします。
- 次に、パネルの「日付範囲」を Activity Map のレポートしている期間に合わせます。
- 「ディメンション」は、「Activity Map Page」「Activity Map Links & Region」を使用します。「Activity Map Page」をフリーフォームテーブル上にドロップし、次にレポートしたい対象のページに「Activity Map Links & Region」をドロップします。この時に表示される項目は Activity Map の「リンクレポート」で表示される「リンクID」項目と「地域」項目を合わせたものになります。(例: リンクID=AAA | 地域=BBB)
- 「指標」は「Activity Map Instances」を使用します。この「Activity Map Instances」を上部の指標ドロップゾーンに挿入します。
- これで「リンクレポート」と同じ値を「フリーフォームテーブル」でも再現することが出来ます。
・Activity Map reporting in Analytics - Analytics Activity Map dimensions
https://experienceleague.adobe.com/docs/analytics/analyze/activity-map/activitymap-reporting-analyti...
注意:
ただし、あなたは Activity Map の「リンクレポート」と「フリーフォームテーブル」を比較した時に、「リンクレポート」では表示されなかった「リンクID」を「フリーフォームテーブル」上で見つけることになるかもしれません。これは、Activity Map の「リンクレポート」と「フリーフォームテーブル」の仕様が異なるためです。「リンクレポート」では Activity Map を起動して、ページが読み込まれた時点で存在するリンク要素のみがレポートの対象になります。一方、「フリーフォームテーブル」では現在対象のページに存在しないリンクの場合でも、過去リンクをクリックした履歴があって Activity Map のデータが計測された全てのリンクがレポートの対象になります。この場合は、「セグメント」や「フィルター」機能などを使って、不要な項目を取り除く必要があります。
<留意事項>
・上記は以下記事の抄訳/翻訳となります。
How to reproduce the Activity Map’s “Link Report” on the “Freeform Table” in the Adobe Analytics workspace. Adobe Experience League - Experience League KB Articles. 2022-04-01, https://experienceleague.adobe.com/docs/experience-cloud-kcs/kbarticles/KA-17899.html , (参照 2022-04-08).
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