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Adobe Experience Manager as a Cloud Service: 503エラーが発生したときの調査方法

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Note: This is a Japanese translation of an Adobe Experience League Knowledge Base article. Click this link for the original English version.

 

【問題/事象】

AEM as a Cloud Serviceで503エラーが発生したときに、どのように調査を進めるかをご説明します。

 

【環境】
AEM as a Cloud Service


【解決手順または回避手順】

AEM as a Cloud Serviceにおけるコンテンツ配信の流れは次のとおりです。

ブラウザー -> CDN -> Dispatcher -> Publish

環境全体の障害発生時には全ページで503エラーとなることがあり、CDN - Dispatcher間あるいはDispatcher - Publish間で特定の種類のリクエストに対する正常な応答ができないときは一部ページのみで503エラーとなります。
このため、503エラーが起きたときは、まず全ページがエラーになるのか一部のページのみかを確認します。


全ページがエラーになる場合

全ページがエラーになる場合は、環境全体にサービス障害が発生している可能性があります。
Adobe System StatusからExperience Cloud/Adobe Experience Manager as a Cloud Serviceを選択して、進行中の障害やメンテナンス情報があるかを確認してください。

Adobe System Status
https://status.adobe.com/


一部のページのみがエラーになる場合

一部のページのみがエラーになる場合は、ページに固有の何らかの問題があり、コンテンツ配信経路の途中で正常な応答ができなくなっている可能性があります。
この場合は、503エラーになるページにあらためてアクセスし、Cloud Managerからダウンロードできるログをもとに問題の所在を切り分けます。

 

特に注目すべきログはDispatcherのhttpdaccessとPublishのaemrequestです。
エラーになったアクセスがそれぞれのログに記録されているかどうかで、問題の所在を切り分けることができます。

比較のためのサンプルとして「/us/en.html」にアクセスして正常に応答が返ったときのログを示します。

Dispatcher httpdaccess: 応答時のみ記録

cm-p12345-e67890-aem-publish-55cf6bcc5-vxfcf - - 18/Oct/2022:10:20:11 +0000 "GET /us/en.html HTTP/1.1" 200 16263 "-" "Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/106.0.0.0 Safari/537.36"

Publish aemrequest: 受信時と応答時に記録

18/Oct/2022:10:20:11 +0000 [1063] -> GET /content/wknd/us/en.html HTTP/1.1 [cm-p12345-e67890-aem-publish-55cf6bcc5-vxfcf]
18/Oct/2022:10:20:14 +0000 [1063] <- 200 text/html 3355ms [cm-p12345-e67890-aem-publish-55cf6bcc5-vxfcf]

ログの詳細は関連マニュアルをご覧ください。

https://experienceleague.adobe.com/docs/experience-manager-cloud-service/content/implementing/develo...


以下に、ログのアクセス記録あり/なしから切り分けられる4パターンを説明します。


1. Dispatcherアクセス記録あり、Publishアクセス記録あり

Publishの応答時間が長かったため、CDNがタイムアウトした可能性があります。
Publish aemrequestに応答した記録があるか、応答時間がどれくらいかを確認してください。
応答時間が長いと確認できた場合は、Publish aemerrorに関連メッセージがあるかを探します。


2. Dispatcherアクセス記録あり、Publishアクセス記録なし

Dispatcherだけで応答したか、Publishにリクエストが到達したもののログを記録する前の処理で何か問題があった可能性が考えられます。
Dispatcher httpderrorやDispatcher aemdispatcher、Publish aemerrorに関連メッセージがあるか確認してください。


3. Dispatcherアクセス記録なし、Publishアクセス記録あり

Publishがリクエストを受け付けたものの、まだ応答を返していない可能性が考えられます。
Publish aemrequestに応答した記録があるかを確認してください。
応答した記録がない場合は、Publish aemerrorに関連メッセージがあるかを探します。


4. Dispatcherアクセス記録なし、Publishアクセス記録なし

Dispatcherが何かしらの原因でリクエストを受け付けられていない可能性が考えられます。
Dispatcher httpderrorやDispatcher aemdispatcherに関連メッセージがあるか確認してください。

 

そのほか、一部のページのみがエラーになる場合には次の観点での調査も有用です。
・アクセスするブラウザーやネットワークを変えてみる
・使用しているコンポーネントの種類や量を正常に応答するページと比較する
・エラーになるページをパッケージ化し、ローカルSDKでの再現状況を確認する


<留意事項>
・上記は以下記事の抄訳/翻訳となります。
KB記事タイトル(英語). Adobe Experience Manager as a Cloud Service: How to isolate 503 errors, October 26, 2022, https://experienceleague.adobe.com/docs/experience-cloud-kcs/kbarticles/KA-20878.html, (参照 2022-10-27).
・本記事にいただいたコメントへの返信はお約束できません。あらかじめご了承ください。

 

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