Salesforce同期ユーザーの認証方式の切り替え
はじめに
Salesforce では、Summer '27 リリースをもって SOAP API login() を廃止する予定です。
Salesforce 社では以下の情報を公開しており、認証方式については外部クライアントアプリケーションおよび OAuth への移行を案内しています。
参考)プラットフォームの SOAP API login() の廃止
Marketo と Salesforce 間の同期処理で使用する同期ユーザーの認証方式は、登録したパスワードなどを使用する 1)基本認証 と、2)OAuth の 2 つに対応しています。
どちらの認証方式を利用しているかは、Marketo インスタンスの発行時期によって異なりますが、現在、1)基本認証 を使用している Marketo インスタンスについては、2)OAuth へ切り替える必要があります。
しかし、認証方法の切り替えはユーザー側で実施することができず、カスタマーサポートに認証方式の切り替えを依頼する必要があります。
本記事は、現在利用している認証方式の確認方法および切り替え手順を周知することを目的としています。
認証方式の判断方法
Marketo の 管理 タブから Salesforce に移動し、「認証情報」と表示されている場合は 1)基本認証、「設定」と表示されている場合は 2) OAuth を利用しています。


認証方式の切り替え手順
下記ドキュメントの「外部クライアントアプリの設定」をご参照のうえ、Salesforce 側の設定を進めてください。
Salesforce 側の設定が完了しましたら、認証方法の切り替えを希望する日時を添えてアドビカスタマーサポートまでご連絡ください。
連絡の際は、弊社側でも外部クライアントアプリの設定、特にセキュリティを確認させていただきたいので、ドキュメントの手順7 の「セキュリティ」の画面キャプチャを採取し弊社にご提供願います。
認証方法が切り替わりましたら、ドキュメント内の「Marketo の設定」の作業を進めます。
FAQ
Q) 切り替え後に使用する同期ユーザーは既存のユーザーと別のユーザーを用意する必要がありますか?
A) 使用する同期ユーザーは新しく用意いただく必要はありません。既存の同期ユーザーに対して追加の設定を実施してください。
Q) 作業中はSalesforce との同期処理が停止しますか?
A) はい、認証方法の切り替えを開始してから、ユーザー側でSalesforc へログインを行い同期処理を再開するまでは同期処理が停止します。
そのため、作業する時間帯は、トランザクションが少ない時間帯の実施を推奨いたします。
Q) 依頼する作業時間に制限はありますか?例えば平日深夜や週末を指定することは可能ですか。
A) Adobe側で認証方法の切り替えが完了した後、ユーザー側の作業が完了するまでSalesforceとの同期処理は再開されません。
Salesofrce との同期を円滑に再開させるために、作業を行う時間帯は平日の営業時間(09:00 - 17:30)の間で指定ください。
Q) 作業中の注意事項はありますか?
A) 認証方法の切り替え後は、Salesforce にログインする必要があります。
この際、誤ったユーザ名で Salesforce に接続しないよう、プライベート(匿名)ブラウザーで作業してください。
Q) Summer '26 リリースでSalesforce側で外部クライアントアプリケーションの要件が強化されました。更新トークンのローテーション(RTR)、アイドル状態の更新トークンのTTL、PKCE にMarketo は対応していますか。
参考) 新しい外部クライアントアプリケーションと接続アプリケーションでの OAuth セキュリティ制御の適用
A) はい、Marketo側で対応するための機能を実装しております。
これらの機能は、Salesforce側のOAUTH 設定に応じて、弊社エンジニアがMarketo 側で対応する機能を有効化することで利用できます。
有効化したい場合は、ドキュメントの手順7 の「セキュリティ」の画面キャプチャを添えて、アドビカスタマーサポートまでご連絡ください。
弊社側での作業が完了した後は、同期ユーザーで再ログインいただけますようお願いいたします。
