Marketo JP TIPS:SFDCカスタム同期フィルター(Custom Sync Filter)設定後の同期動作と注意点 | Community
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YuyaIshii
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May 9, 2025

Marketo JP TIPS:SFDCカスタム同期フィルター(Custom Sync Filter)設定後の同期動作と注意点

  • May 9, 2025
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作成日/更新日:2025年05月09日|読み終わるまで:7分

 

この記事の対象者

本記事は、以下の方を対象としています。

  • Marketo と Salesforce を連携してご利用中のご担当者様

  • カスタム同期フィルターを導入・運用されている管理者様

  • 同期設定の見直しを検討中のマーケティングまたはシステム管理者様

カスタム同期フィルターの設定方法については、以下の記事で解説しています。
SFDCカスタム同期フィルタについて(Custom Sync Filter)

 

本記事の内容

本記事では、以下の内容をご案内します。

  • カスタム同期フィルターの仕組みと同期挙動

  • Marketo と Salesforce の同期制御方法

  • データ不整合やトラブルを未然に防ぐための運用ルール

 

カスタム同期フィルターとは

Salesforce と Marketo 間で、同期対象レコードを制御する仕組みが「カスタム同期フィルター」です。
たとえば「Marketo同期」などのカスタム項目を Salesforce 側に作成し、その値(True/False)によって同期可否を制御します。
この設定により、Marketo に不要なレコードが取り込まれるのを防ぎ、効率的なデータ管理が可能になります。
以降の説明では、Salesforce 側にカスタム項目「Marketo同期」を作成し、この項目の値が True のレコードのみを Marketo と同期する構成を前提としています。

 

同期挙動の原則

  • Salesforce 側の「Marketo同期」が True の場合のみ、同期が許可されます。

  • Marketo 側で「Marketo同期」を True に変更しても、Salesforce 側が False のままでは同期されません。

 

同期と削除の動作の注意点

1. Salesforce 側でリードを削除する場合

  • 「Marketo同期」が False の状態でリードを削除すると、Marketo に削除した情報が同期されません。
    その結果、Marketo 側にリードが残り、マージや削除に失敗する可能性があります。

推奨対策: Salesforce 側でリードを削除する前に、「Marketo同期」を 必ず True に変更してください。

 

2. 「Marketo同期」のデータ値変更とその影響

「Marketo同期」を変更する操作は、どちらのシステムで作業するかによって動作が大きく異なります。
以下のルールに従って操作することで、Marketo と Salesforce 間の整合性が保たれます。

 

同期対象外にする場合(False に変更)

  • Marketo 側から「Marketo同期」を False に変更してください。

理由:
Salesforce 側で False に変更すると、その瞬間に同期が停止し、変更された更新情報が Marketo 側に反映されません。
一方、Marketo 側で情報を変更すれば、その更新内容が Salesforce に正しく反映され、同期も停止します。

 

同期対象に戻す場合(True に変更)

  • Salesforce 側から「Marketo同期」を True に変更してください。

理由:
Salesforce 側で True に変更すると、その情報が Marketo 側に同期され、再び同期対象に復帰します。
Marketo 側で True にしても、Salesforce が False のままでは同期は開始されません。

 

運用ルールまとめ

目的 「Marketo同期」の値 作業対象システム 理由
同期対象外にする True から False へデータ値変更 Marketo 側 Salesforce 側で操作すると変更された更新情報が Marketo 側に反映されないため
同期対象に戻す False から True へデータ値変更 Salesforce 側 Salesforce 側からの変更のみが Marketo に同期され、復帰が可能になるため

 

同期挙動一覧表

以下は、Marketo・Salesforce 両側での「Marketo同期」変更に伴う同期挙動を整理した一覧表です。

No Marketo 側の「Marketo同期」の値 Salesforce 側の「Marketo同期」の値 同期 動作説明
1 True から False へデータ値変更 True(データ値変更なし) × 両方Falseとなり、同期が停止します
2 True から False へデータ値変更 False(データ値変更なし) × 同期は停止したままです
3 False から True へデータ値変更 False(データ値変更なし) × SalesforceがFalseのため同期されません
4 True(データ値変更なし) True から False へデータ値変更 × SalesforceがFalseになり、同期が停止します
5 True(データ値変更なし) False から True へデータ値変更 同期が開始されます
6 False(データ値変更なし) False から True へデータ値変更

同期が開始されます

 

テスト:SFDC カスタム同期フィルターの理解度チェック

1. カスタム同期フィルターを利用している環境で、リードを削除する前に推奨される操作はどれですか?

A. Marketo 側のリードを先に削除する
B. Salesforce 側で「Marketo同期」を False に変更してから削除する
C. Salesforce 側の「Marketo同期」を True に変更してから削除する
D. Marketo 側で「Marketo同期」を True にしてから削除する

✅ 正解:C
Salesforce 側で「Marketo同期」を True にしないと、削除情報が Marketo 側に同期されません。

2. 同期対象からレコードを除外したい場合、「Marketo同期」の操作はどのように行うべきですか?

A. Salesforce 側で「Marketo同期」を False に変更する
B. Marketo 側で「Marketo同期」を False に変更する
C. 双方同時に「Marketo同期」を False に変更する
D. どちらのシステムで変更しても問題ない

✅ 正解:B
Marketo 側から操作することで、同期停止の情報が Salesforce にも同期され、データ不整合を防げます。