メールタイトルの重要性を考える(ひとりよがりにならない視点が大事)
こんにちは。私は企業のメールマーケティングサポートを仕事の一つにしているので、
色々な企業の方から最適なメールマガジンの配信相談を受けます。
そのたびに、人が共通して陥りがちな思考回路があるな・・・と思ったのでこの機会に共有します。
こういう内容は一部のマーケティングブログなどでしか語られないと思うので、
マルケトユーザーのみなさまのインスピレーションに何かお役立ちできれば幸いです。
前提)株式会社はなまるマーケのマーケティング担当者の鈴木花子さん(実在しません)は
マルケトを導入したので君がメールマーケティングをせよ、と上司から命じられたので
とりあえず1ヶ月に1回メールマガジンを始めることとした・・・
メールには「タイトル/メール本文/配信先」が必要です。
メールのタイトルはそのメールを開いてもらえるかを決定付ける重要なファクターのひとつですが、
タイトル決めだけでもこんな違いがあります。
パターン1・・・形式的なタイトルをつけてシリーズ化
例)はなまるオンラインVol.1 6月号
はなまるオンラインVol.2 7月号
はなまるオンラインVol.3 8月号
⇒形式的なタイトルをつけることは送る側の自己満足に近い。受信者はVol.1でもVol.100でも気にしない。
受信し続ければし続けるほど、毎月同じ日に同じメールが送られてくるルーティンな状況を作り出すので、
受信者はどんどん興味をなくす。(ナーチャリングの間逆です)
パターン2・・・はりきりすぎて長い。表現が固すぎ。漢字が多すぎ。
例)【メールマガジンはじめました】はなまるマーケが送る最新のマーケトレンド分析と成功するマーケティングのコツを大公開!
トランプ・安倍政権時代の企業が直面する最適なマーケティング施策とデフレ時代の回避策
⇒メールを受信したときに、そのメールを開きたいかどうかの判断を人は数秒で決めると言われていますが、
せっかく熱い思いのメッセージでも『長い』『字面が固い』だけで読み手は読む気をなくします。
パターン3・・・よく見聞きするキャッチコピーを丸パクリ
例)いまさら聞けないはなまるマーケティング
⇒『いまさら聞けない』は乱用されるワードですが、自分がよく聞くワードということは他人もよく聞くわけで、新鮮味ゼロです。
自分としては初めて使うワードなので新鮮に思えても、読み手の立場になれば違うはずです。読み手に興味を持たれません。
では、どんなタイトルだったら良いか?ということですが、これは「受信者が読みたいと思うタイトル」に尽きる、と思います。
企業によってターゲットとする業種・業界・ペルソナ全て違いますので、十把一絡げに考えないことは重要と思います。
デジタルマーケティング知見が高い方は、息を吸うようにこの点を心得ていると思いますが、
最近始められた方などは、コツとしてこの視点を持つと良いかと思います。
◇本当にあったマーケティングの話
これは私自身が受信者として体験したナイスなメールマーケティングのお話です。
先日、某自動車部品メーカーが戦後最大の製造業倒産をしましたが、
私は個人的にTVニュースや新聞などで、ごくごく一般的な興味レベルで情報収集をしていました。
今日がその会社の株主総会なので、いったいどんな大変な状況になっているだろう・・・
と心の中で思っていたところ・・・
ランチタイムにその会社が申請した民事再生法の実像を説明する趣旨のメールが
定期的にメルマガを受信しているある企業から届きました。
受信者としては「読みたい!」と思い、マーケッターとしては「上手い!」と思いました。
ちょうど仕事がひと区切りついたタイミングで、まさに今、気になっている時事ネタを提供されたわけで、
もちろん速攻でメールを開きました。
私はその会社にばっちりマーケティングされたわけですが、同時に一読者として、
空気を読むことができる企業だな、とその会社に関心し、その会社から発信される情報への信頼性が増しました。
マルケトはメールのABテストや効果分析でオペレーション部分を実行・改善してくれる最適なツールです。
だからこそそれを使いこなすマーケッターが自社に最適なメールマーケティングを実施できたら、
それこそマーケッターとして仕事の意義を感じられるのではないでしょうか。