マルケトにメールプリファレンスセンターを構築する10のステップ
第 1 回目のメールプリファレンスセンター構築に関する本投稿を作成するために、コミュニティによるマルケトのベストプラクティスや提案をまとめました。
メールプリファレンスセンターを設置することで、メールマガジンなどの購読者が、種類や頻度など好みに応じて受信をコントロールすることができます。最新の情報を知りたい方は「preference center examples」などのキーワードで 検索してみてください。
これよりメールプリファレンスセンター構築のステップとその詳細をご紹介していきます。
メールプリファレンスセンターを構築する 10 のステップ
| 1. | プリファレンスセンターの方針を決定する(目標、対象ユーザー、リソース等) |
| 2. | プリファレンス用のカスタムフィールド(ブール値)を作成する |
| 3. | プリファレンスセンター用のフォームをグローバルプリファレンスセンタープログラム内に作成する |
| 4. | プリファレンスセンター用のページと完了確認ページを作成し、フォーム設定を行う |
| 5. | プリファレンスを更新するバッチおよびトリガーキャンペーンを作成する |
| 6. | 配信停止フッターを編集してプリファレンスセンターにリンクする |
| 7. | メール フッター、フォーム、ランディングページ、キャンペーンなどのテストを実施する |
| 8. | 既存のリードに対してはプリファレンス更新のバッチ処理を実行し、すべての新規リードへのトリガーを有効化する |
| 9. | すべてのメール送信にプリファレンスを含めたプロセスを構築する |
| 10. | 数週間のモニタリングと QA を実施する |

詳細:
1. プリファレンスセンターの方針を決定する(目標、対象ユーザー、リソース等)
プリファレンスセンターが必要な理由と購読者にもたらされるメリットなどを検討します。
これは一例ですが、様々な角度から検討を行います。
- メールのプリファレンスが異なる複数のペルソナをターゲットとしている?
- 購読者はメールの受信を継続したいが、メールの受信回数(頻度)は減らしたいと思っている?
- 配信コンテンツを週毎や月毎でまとめる作業ができるか?それを実行できるリソースはあるか?
2. プリファレンスセンター用のカスタムフィールド(ブール値)を作成する
プリファレンスセンター構築の方針が明確になったら、各プリファレンス用のカスタムフィールド( ブール値)を作成します。例えば、"役割"、"トピック"、"頻度"、またそれらを組み合わせたものを作成することも可能です。
CRMと統合している場合は、このデータがCRMにも必要かどうか決定します。マルケトにのみ必要なケースもあるかもしれませんし、CRM とマルケトの両方に必要なケースもあります。後者を選択した場合は、まず CRM にフィールドを作成します。
個人的には、すべてのカスタムプリファレンスセンターフィールドに対して、以下のような共通の命名規則を使用したいです。

3. プリファレンスセンター用のフォームをグローバルプリファレンスセンタープログラム内に作成する
デザインスタジオにグローバルフォームを作成することも出来ますし、グローバルプリファレンスセンター用のプログラム(マーケティング活動)の一部として置くことも可能です(私は後者の方が好みです。)。フォームにはメールアドレス、プリファレンスセンター用のフィールド、標準の [マルケト配信停止(Marketo Unsubscribe)]フィールドを用意します。フィールドのラベルを変更したり、リッチ テキストを追加しましょう。下図を参考にしてください。

事前入力フォームは[Admin]セクションはデフォルトで有効化されていますが、各フィールドも再確認して有効化されているか確認してください。事前入力が有効化されていることで、購読者は現在の購読内容を確認することができます。

注:マルケトフォームをマルケトLPではなく、自社のウェブサイトへembed codeを使って埋め込んでいる場合は事前入力は機能しませんので、iframeでのフォームの埋め込みを検討してださい。詳細はマルケトフォーム: どのアプリケーションが適切かをご覧ください。
購読者が[配信停止(Unsubscribe)]にチェックを入れた際に、自動的にプリファレンスセンターフィールドのチェックを外れるのが理想的です。現在このインターフェイス上の動きはJavascriptでの実装が必要です。コミュニティを検索するか(この投稿時点では見つけられませんでした)、services@marketo.comにお問い合わせいただき設定のためのプロジェクトを検討をしてください。こちらの記事(Javascript for Subscription Center Unsubscribe Form)も参考になるかと思います。
4. プリファレンスセンター用のページと完了確認ページを作成し、フォーム設定を行う
下記のいずれの方法においてもフォーム入力完了時に完了確認ページへ遷移するよう設定してください。
• 自社のウェブサイト上にプリファレンスセンターフォームを設置する
自社のウェブサイト上の設置する際はマルケトフォーム事前入力機能を維持するためにiframe コードを使用してください。まず、ブランクのマルケトランディングページにフォームを置いて、ウェブ開発者にそのページの URL を渡して、開発者がページの iframe で呼び出せるよう設定してください。
• マルケトのランディングページにプリファレンスセンターフォームを設置する
(Optional)購読者がプリファレンスを更新するか完全に配信を停止するかに応じて、異なる 2 つの完了確認ページを設置することが可能です。
フォームから、[フォームの設定(Form Settings)]→[設定(Setting)]まで行き、[選択肢の追加(Add Choice)]を選択します。

5. 購読者のプリファレンスを更新するバッチおよびトリガーキャンペーンを作成する
最低限これらのキャンペーンを作成します。

01-Update Preferences (Batch-Existing):既存購読者のプリファレンスを制御するキャンペーン
全ての購読者に対してデフォルトで全ての購読を設定しますか?その場合でも最低限、[配信停止(Unsubscribed)、[メール無効(Email Invalid)]、[ブラックリスト(Blacklisted)]が 「true」 の状態にあるユーザーは除外するようにします。


02-Update Preferences (Trigger-New):新規購読者のプリファレンスを制御するキャンペーン
新規の購読者に対して現在どのようにオプトインしていますか?フォーム入力などの間接的なオプトインも含めていますか?最初のオプトイン時に自動的に全てのプリファレンスに追加されるようにしますか?プライバシーおよび迷惑メール規制を考慮して決定してください。


03-Unsubscribe from all Preferences: 配信停止時のキャンペーン
配信停止を選択すると、すべてのプリファレンスのチェックを外します。


プリファレンスセンターに”頻度”を含める場合、いくつかの方法で対応可能ですが少し複雑になります。
• 頻度毎にニュースレターのロールアップを作成し、ロールアップ毎に配信の登録をする-この方法は多くのコンテンツ作成が必要となります
• 待機ステップの使用-配信停止を 「true」 に変更、Xの間待機し、その後配信停止を 「false 」に変更する
• エンゲージメントプログラムのストリームケイデンスで設定する
6.配信停止フッターを編集してプリファレンスセンターにリンクする
メールの配信停止フッターをカスタマイズすることで、配信停止ページの代わりにプリファレンスセンターへリンクすることが可能になります。「Admin」から「Email」に進み、[配信停止 (HTML)]および[配信停止 (テキスト) ]を編集すると、プリファレンスセンター用のメッセージングと URL を追加できます。
配信停止ページを完全に入替えたい場合、下記の太字部分を変更し、イタリック体部分を削除します。
%mkt_opt_out_prefix%YourUnsubscribePageLink.html?mkt_unsubscribe=1&mkt_tok=##MKT_TOK##
詳細の方法については次の弊社ドキュメントを参照:配信停止メッセージを編集する

7. メール フッター、フォーム、ランディング ページ、キャンペーンのテスト
すべてのスマートキャンペーンのフィルターにテストメールアドレスを追加します。条件を満たした既存および新規の購読者のプリファレンスが 「true」にマークされていて、配信停止している購読者のプリファレンスが「false」に変更されていることをチェックしてください。

8. 既存のリードに対するプリファレンス更新のバッチ処理を実行し、すべての新規リードのトリガーを有効化する
テストが完了したら、使用開始の準備が整っています!すべての既存レコードのプリファレンスを更新するバッチキャンペーンを実施してから、新規購読者用のトリガーキャンペーンを有効化します。
9. すべてのメール送信にプリファレンスを含めるプロセスを構築する
メールプリファレンスセンターを使用する準備ができたら、このプロセスや運用方法を文書化しチーム全体に認知してもらいましょう。今後のメール送信やエンゲージメントプログラムにプリファレンスが反映されることを留意しましょう。
10. 数週間のモニタリングと QA を実施する
アクティブなトリガーキャンペーンの実行結果を必ずモニタリングしてください。個人的には、迅速かつ継続的に参照するためにプリファレンスセンタープログラム内にスマートリストを設定しておくことをお勧めします。

例:マルケトのメール プリファレンス センター

http://pages2.marketo.com/emailsubscription.html.
追加のリソース
- Josh Hill’s Building a Full Subscription Center in Marketo
- Edward Masson on How to build a Marketo Subscription Center
- Perkuto on How an Effective Subscription Center Can Improve Your Business
- Josh Hill and Madhu Gulati on Subscription Management Basics at the Los Angeles Marketo User Group Oct 22
作成者: Christine Tran