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Tatsuya_Nitta
Level 2
April 23, 2019

フォーム事前入力機能のアップデート

  • April 23, 2019
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昨今のデータ保護やプライバシーへの関心を考慮した結果、マルケトのフォーム事前入力機能の仕様が変更されます。

変更の概要

日本時間 2019年 4月 25日から、Marketo ランディングページへ遷移するURL が有効な mkt_tok パラメータを含んでいる場合(ユーザーがMarketoから配信したメール内のリンクをクリックした場合)にのみ、フォーム内フィールドの事前入力が行われます。つまり、フォームが含まれる Marketo ランディングページのURL内のクエリー文字列(?以降の部分)に mkt_tok のパラメータが含まれていなければなりません。それ以外の場合には、ランディングページ上のフォームは事前入力が行われません。もしブラウザ画面上のURL に有効な mkt_tok トラッキングトークンがあれば、ページ内のフォームは mkt_tok に紐づいている顧客の情報で事前入力されます。

また注意事項として、Marketo ランディングページを <iframe> を使って他のウェブページに埋め込んでいて、<iframe> のページ内で事前入力をさせたい場合は、親ページ(<iframe> タグを含んでいるページ)から子ページ(<iframe> 内のページ)へ mkt_tok パラメータの情報を引き渡す必要があります。

変更前の動作仕様

以前は、Marketo ランディングページは Munchkin トラッキング用 Cookie を利用して顧客の情報を特定していたので、Cookie に紐づいた顧客情報をフォームの事前入力に利用していました。フォーム事前入力を行うために、メール内のトラッキングリンクを経由して Marketo ランディングページに遷移する必要はありませんでした。

変更に至った背景

今回の変更により Marketo フォームのセキュリティをより強化して一貫性のあるユーザー体験を提供します。これまでにフォームに事前入力された情報が実際にページを訪問した顧客の情報と異なっているケースがあった、という報告を受けておりました。例えば、共有PC を使用している場合やMarketo から送られたメールを他人に転送し転送された人がメールリンクをクリックして Cookie が紐づいてしまっている場合などは、意図した顧客の情報とは異なる情報がフォームに事前入力されておりました。

そこで、より一貫性のあるユーザー体験を提供すると同時にセキュリティ強化の一環として、フォーム事前入力で顧客情報を表示する際の条件を更新しました。変更後の仕様としては、Marketo から配信されたメールの受信者がメール内のリンクをクリックした時のみフォームの事前入力が行われます。つまりページ訪問者が顧客レコードに紐づくメールアドレスの正当な所有者である時のみ有効になります。以下に、いくつかのケースと事前入力がどのように動くかを記載しています。

今回の変更は Marketo フォームのその他の機能(プログレッシブプロファイリングなど)には影響はありません。

ケースフォーム事前入力が行われるか?注記

Marketo から配信されたメール内のトラッキングリンクをクリックして事前入力が有効にされたフォームを含むランディングページに遷移する

はいメール編集画面のリンクの設定で、[トラッキングリンク] および [mkt_tok を含む] が有効になっている必要があります。
事前入力が有効なフォームを含むランディングページにブラウザから直接アクセスするいいえランディングページへのダイレクトリンクは HTTP リクエスト内に mkt_tok パラメータが存在しません。
事前入力が有効なフォームを含むランディングページをブラウザ上で更新(リロード)するいいえ

mkt_tok パラメータは、Marketo ランディングページのロード完了後にURLから削除されるため、リロードするタイミングでは mkt_tok は存在しません。そのため事前入力も動きません。

Marketo から送ったサンプルメール内のトラッキングリンクをクリックして事前入力が有効なフォームを含むランディングページに遷移する

いいえ

サンプルメール内のリンクには、有効な mkt_tok パラメータが付与されていないため、事前入力もされません。フォーム事前入力のテストを行うためには、キャンペーンから実際のメールを配信して確認する必要があります。

事前入力が有効な埋め込みフォームを含む Marketo ランディングページではないページにアクセスする

いいえこの場合の仕様は以前から変更ありません。Marketo LP ではないページ上に埋め込まれたMarketo フォームでは、事前入力はサポートされていません。

事前入力が有効なフォームを含む Marketo ランディングページを表示している <iframe> タグを含んでいる Marketo LP ではないページにアクセスする

個別に実装することにより可能

親ページの HTTP リクエストから mkt_tok の値が <iframe> のURL に引き渡されている場合のみ、<iframe> 内にロードされている Marketo ランディングページ内のフォーム上で事前入力されます。

ブラウザ上に既に存在する Munchkin Cookie が紐づいているリードと異なるリードに紐づいている mkt_tok の顧客が Marketo ページを訪問する

いいえ

このケースは、共有PC を使っている場合あるいは転送されたメール内のリンクをクリックした場合に、異なった顧客の情報が表示されることを回避します。

メールから Marketo トラッキングリンクをコピーして、他人に共有して(例えば、メール、ブログ、チャット、SNS等)、その人がリンクをクリックする

はい

Marketoメール内のトラッキングリンクは mkt_tok が含まれたURL にリダイレクトされます。そのためリンクをクリックした人はページにアクセスでき、メールの宛先のアドレスに指定されている顧客のレコードに紐づいた情報が事前入力されます。

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